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🔤【日本語でつかむ💖時間】英語の時制12パターン《ポテチ・ストーリー》

翻訳メソッド

時間の感覚が曖昧ななんとなくの英語ではなく、時間的に正しい意味が伝わる英語を話せるように『英語の時制』を学習しましょう。

 

【英語の時制💖12パターン】全パターンを日本語感覚でつかめる《ポテチ・ストーリー》

英語の時制をパターン化

英語の時制を12のパターンに分類し、それぞれのパターンの違いをわかりやすく日本語のストーリー仕立てで紹介します。

 

伝えたい内容をより正確に

英語の時制をマスターすると英語で伝えたい内容をより正確に表現することができます。

 

意図した通りの意味が伝わる

文の微妙なニュアンスや複雑な構造を表現できるようになり自分が意図した通りの意味を英語で伝えることができます。

日本語で時間感覚を掴む

大事なのは日本語での理解

英語の時制を習得するコツは『時間の感覚』をまず日本語で掴むことです。

 

日本語で理解不能 = 英語でも理解できない

日本語で理解できないことは英語でも理解できません。

英語の時制12パターンの時間的な違いを日本語で理解できれば英語でも理解できます。



英語の時制 12パターン

【基本形】

❶過去形
(した)

 

❷現在形
(する)

 

❸未来形
(する/するでしょう)

 

【進行形】

❹過去進行形
(していた)

 

❺現在進行形
(今している)

 

❻未来進行形
(していることでしょう)

 

【完了形】

❼過去完了形
(し終わっていた)

 

❽現在完了形
(今し終わった/今し終わったばかり)

 

❾未来完了形
(し終わっていることでしょう)

 

【完了進行形】

➓過去完了進行形
(し続けていた)

 

⓫現在完了進行形
(今もし続けている)

 

⓬未来完了進行形
(し続けていることでしょう)

 

つぶやきストーリー【日英対訳】

日本語で捉えた時制12パターンのそれぞれの英訳方法と全パターンが登場する【つぶやきストーリー(日英対訳)】をご紹介します。

 

読み方のポイント

下のストーリーを下線部分の時制が『時制12パターン』のどのパターンなのかを意識しながら読んでみてください。

 

 

つぶやきストーリー【日本語編】

🍟ポテチ大好き🍟

 

『私はポテトチップスが大好きで毎日食べています!』

『昨日も食べたし、明日も食べる!』

『今もこれを書きながらポテチを食べているの』

『というか、昼食食べ終わってからずっとポテチを食べているわ。笑』

 

『食べ過ぎには気を付けてはいるのだけど、つい食べ過ぎてしまうのよね』

『昨日もね、ポテチを食べていたとき、食べ過ぎには気をつけなくちゃと思ったの』

『でもそう思ったときには手遅れで、もう全部食べちゃっていたわ。笑』

 

『ところで、今日はこれから映画を観に行く予定なんです』

『今から2時間後はきっと映画館で映画を観ながらポテチを食べていると思うな~』

 

『映画館に到着しました!』

『ここへ向かう車の中でポテチを食べていたのだけど、まだお腹空いているわ』

『では、ポテチとドリンクを買って座席へ!』

 

『映画が終わる頃には、きっと私ポテチほとんど食べちゃっているだろうね。笑』

『映画が終わるまでずっと食べ続けるとなると、映画が終わる頃には2時間以上も食べ続けているってことになるわね』

 

『前回映画を観に行ったときはポテチを食べ過ぎてしまって、お腹が痛くなったよ』

『あの時はお腹がマジでヤバくなるまで食べ続けちゃってたからね~』

 

『映画終わった~。面白かった!』

『ポテチ今全部食べ終わったところよ!』

 

『今日はお腹が痛くならなくて良かったわ』

『ポテチを食べながらの映画鑑賞は最高ね!』

 

-The End-

 

時制パターンを見極めたら、英訳ルールで翻訳作業へ

英語では難しい時制も日本語でならなんとなく違いが掴めるのではないでしょうか。

日本語で正しい時制を掴めたら、英訳ルールに従って英単語を置いていくだけで英語に翻訳することができます。



英語の時制12パターンの英訳方法

以下は英語の時制12パターンの英訳方法です。

 

【基本形】

❶過去形

主語 + 動詞の過去形
I studied (私は勉強した)

 

 

❷現在形

主語 + 動詞の現在形
I study (私は勉強する)

 

 

❸未来形

主語 + will + 動詞の原形
I will study
(私は勉強する/するでしょう)

 

 

【進行形】

❹過去進行形

主語 + Be動詞の過去形 + 動詞のing形
I was studying (私は勉強していた)

 

 

❺現在進行形

主語 + Be動詞の現在形 + 動詞のing形
I am studying (私は今勉強している)

 

 

❻未来進行形

主語 + will be + 動詞のing形
I will be studying
(私は勉強していることでしょう)

 

 

【完了形】

❼過去完了形

主語 + had + 動詞の過去分詞形
I had studied
(私は勉強し終わっていた)

 

 

❽現在完了形

主語 + have + 動詞の過去分詞形
I have (just) studied
(私は今勉強したばかり)

 

 

❾未来完了形

主語 + will have + 動詞の過去分詞形
I will have studied
(私は勉強し終わっていることでしょう)

 

 

【完了進行形】

➓過去完了進行形

主語 + had been + 動詞のing形
I had been studying
(私は勉強し続けていた)

 

 

⓫現在完了進行形

主語 + have been + 動詞のing形
I have been studying
(私は今も勉強し続けている)

 

 

⓬未来完了進行形

主語 + will have been + 動詞のing形
I will have been studying
(私は勉強し続けていることでしょう)

 

 

日本語会話では『時制』は無意識

日本語が母国語の人は、普段自分が話している日本文の時制が上の12パターンのどれに当てはまるのかなど全く意識していないと思います。

日本語ネイティブは、意識しなくても自然と適切な時制を選択して、流暢な日本文をアウトプットすることができます。

 

英会話では『時制パターン』を常に意識!

しかし、英作文となると、英語の時制12パターンを意識しないと正しい英文が作れません。

時制の違いによって英訳方法が異なるからです。

日本文を読むときに、その文の時制が❶~⓬のどれに当てはまるかを考えながら読むと時間感覚を鍛えられます。



つぶやきストーリー【英語編】

以下は【つぶやきストーリー】を英語の時制12パターンの英訳方法に従って英訳したものです。できるだけ原文に沿って英訳してあります。

 

🍟ポテチ大好き🍟

I love potato chips!

 

 

『私はポテトチップスが大好きで毎日食べています!』

“I love potato chips and eat them every day.”

❷現在形(する)

 

 

『昨日も食べたし、明日も食べる!』

“I ate them yesterday and I‘ll eat them again tomorrow!”

❶過去形(した)
❸未来形(する/するでしょう)

 

 

『今もこれを書きながらポテチを食べているの』

“I‘m eating potato chips as I write this.”

❺現在進行形(今している)

 

 

『というか、昼食食べ終わってからずっとポテチを食べているわ。笑』

I mean, I‘ve been eating them since I finished lunch. LOL.

⓫現在完了進行形(今もし続けている)

 

 

『食べ過ぎには気を付けているけれど、つい食べ過ぎてしまうのよね』

“I try not to eat too much, but I tend to eat too much.”

 

 

『昨日もね、ポテチを食べていたとき、食べ過ぎには気をつけなくちゃと思ったの』

“Yesterday, when I was eating potato chips, I realized that I shouldn’t overeat.”

❹過去進行形(していた)

 

 

『でもそう思ったときには手遅れで、もう全部食べちゃっていたわ。笑

“But by the time I thought about it, it was too late and I had already eaten them all. LOL!”

❼過去完了形(し終わっていた)

 

 

『ところで、今日はこれから映画を観に行く予定なんです』

“By the way, I’m going to go see a movie today!”

 

 

『今から2時間後はきっと映画館で映画を観ながらポテチを食べていると思う』

“Two hours from now, I’m sure I‘ll be eating potato chips while watching the movie in the theater.”

❻未来進行形(していることでしょう)

 

 

『映画館に到着しました!』

“I’ve arrived at the movie theater!”

 

 

『ここへ向かう車の中でポテチを食べていたのだけど、まだお腹空いているわ』

“I was eating potato chips in the car on the way here, and I’m still hungry.”

❹過去進行形(していた)

 

 

『では、ポテチとドリンクを買って席へ!』

“Now, I’m going to buy some chips and a drink and head for my seat!”

 

 

『映画が終わる頃には、きっと私ポテチほとんど食べちゃっているだろうね。笑』

“I’m sure I‘ll have eaten most of my chips by the time the movie is over. LOL!”

❾未来完了形(し終わっていることでしょう)

 

 

『映画が終わるまでずっと食べ続けるとなると、映画が終わる頃には2時間以上もずっと食べ続けているってことになるわね』

“If I am going to keep eating all the way to the end of the movie, that means that by the time the movie is over, I’ll have been eating for over two hours straight.”

⓬未来完了進行形(し続けていることでしょう)

 

 

『前回映画を観に行ったときはポテチを食べ過ぎてしまって、お腹が痛くなったよ』

“The last time I went to see a movie, I ate too many potato chips and I got a stomach ache.”

 

 

『あの時はお腹がマジでヤバくなるまで食べ続けちゃってたからね~』

“At that time, I had been eating until my stomach got really bad.

➓過去完了進行形(し続けていた)

 

 

『映画終わった~!面白かった!』

“The movie is over! It was fun!”

 

 

『ポテチ今全部食べ終わったところ!』

“I have just eaten all the chips!”

❽現在完了形
(今し終わった/今し終わったばかり)

 

 

『今日はお腹が痛くならなくて良かったわ』

“I’m glad I didn’t get a stomach ache today.”

 

 

『ポテチを食べながらの映画鑑賞は最高ね!』

“There’s nothing like watching a movie while eating potato chips!”

 

 

-The End-

 

英語の時制12パターン 【詳細説明】

* ○○に = いついつに

【基本形】

❶過去形
(過去に)~した

 

❷現在形
(習慣として)~する

 

❸未来形
(未来に)~する/するでしょう

 

 

【進行形】

❹過去進行形
(過去のある一定の間だけ)~していた

 

❺現在進行形
(今現在だけ)~している

 

❻未来進行形
(未来のある一定の間だけ)
~している/していることでしょう

 

 

【完了形】

❼過去完了形
(過去の○○までには)~し終わっていた

 

❽現在完了形
(たった今)
~し終わった/し終わったばかり

 

❾未来完了形
(未来の○○までには)
~し終わる/し終わっていることでしょう

 

 

【完了進行形】

➓過去完了進行形
(過去の○○~○○に至るまで、そしてそれ以降も)
ずっと~し続けていた

 

⓫現在完了進行形
(過去の○○~今に至るまで、そして今も)
ずっと~し続けている

 

⓬未来完了進行形
(未来の○○~○○に至るまで、そしてそれ以降も)
ずっと~し続けている/し続けていることでしょう



現在完了形【補足説明】

現在完了形で表現できる3つの意味

補足ですが、現在完了形は文によって異なる3つの意味を表します。

 

❶ 完了の意味

「今~し終わった(完了)」

 

❷ 経験の意味

「~したことがある(経験)」

 

❸ non-action動詞の継続の意味

「ずっと~している(non-action動詞の継続)」

 

 

今回は「今~し終わった(完了)」を表す例文をご紹介しました。

 

過去完了形【補足説明】

過去完了進行形「had been doing (し続けていた)」はあまり頻繁には使われず、代わりに動詞の過去形や「kept (keepの過去形)」などが使われることが多いです。

英語はできるだけシンプルでスッキリした表現が好まれます。

 

時制を気にし過ぎない

時制の選択は文の解釈の違いやちょっとした視点の移動によってすぐに変化してしまうものなので、あまり考え過ぎると混乱してしまいます。

実践の英会話では時制はあまり気にし過ぎずに間違えてもOK!という気持ちで臨むといいかもしれません(^_-)-☆

 

以上です。

最後までお読み頂きありがとうございました。



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