🔤英語と日本語の「代名詞の違い」について:機械翻訳機の賢い使い方
Blog ENGLISH Machine Translation 代名詞《初心者》
自分の書く日本文を翻訳ツールを使って英訳させる場合の注意点の一つは、主語を省かないことです。
でも日本語で長文を書くときに毎回主語を入れて書いていると確実に変な響きの日本文になります。
英語では、2回目以降に出て来た主語は「it」「he」「she」「they」などの代名詞に置き換わります。
日本人は代名詞を使うとことに少し抵抗があると思います。
英語と日本語の「代名詞の違い」について:機械翻訳機の賢い使い方
日本語では「彼」「彼女」「彼ら」という代名詞を使うと、対象の人や物に対して少し距離を感じます。
または、そういう話し方をする人をストレートな性格だとか、上から目線で話しているとか思われる場合もあるかもしれません。
代名詞を使って話すと、話している内容とともに伝えたいニュアンスが崩れてしまいます。
例えば、「ウチの旦那と息子、来週お出掛け。二人とも楽しみにしているみたい」という文があったとして
この2番目の文を翻訳ツールにかけると次のように英訳されます。
“They seem to be looking forward to it. “
2番目の文の主語は「彼らは(They)」という代名詞になっています。
彼らはとても楽しみにしているみたい、とは私なら言いません。笑
代名詞を使わずに同じ主語を何度も何度も使って日本文を書くと、翻訳ツールの英訳でも同じ主語がずっと使われます。
日本語で「田中さんは~」「田中さんは~」「田中さんは~」と同じ主語を何度も使うことは普通のことです。
でも、英語では同じ主語を繰り返し使うことは普通ではありません。
「Mr. Tanaka …」「Mr. Tanaka …」「Mr. Tanaka …」のように同じ主語を繰り返し使うと変な響きです。
英語では、この場合、2回目以降の主語は代名詞(he)に置き換えらるのが普通です。
私のSally’sダイアリーでは翻訳ツールの精度を上げるために敢えて代名詞を使って日本文を書いてみようと思います。
英語的思考の日本文作りの実験をしてみます。